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スマホを見ない休日の過ごし方12選|「やめる」より「予定を入れる」ほうが続く

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12選

日曜の夜、あなたは「今週末は何をしたか」を一言で言えます。土曜は朝に家を出て、昼には汗をかいていて、通知をまとめて見るのは帰りの電車のなか。月曜の朝、体が軽い。

こういう休日は、意志の強さでは作れません。先に予定を入れておくだけで作れます。

いまの休日と、何が違うのか

ベッドの中でスマホを開いて、気づいたら昼。夕方に「今日何もしてないな」と思って、日曜の夜にはもう月曜のことを考えている。

違いは「スマホを見た時間の長さ」ではありません。土曜の朝の時点で、行き先が決まっていたかどうかです。

見てしまうのは、あなたの意志が弱いからではない

スマホは、退屈を一瞬で消せるように作られています。退屈が生まれた瞬間に手が伸びるので、意志の力で止めるには反応が速すぎる。勝てない勝負を挑んでいるだけです。

だから「見る時間を減らそう」という方向は、だいたい失敗します。減らして空いた時間は、いちばん手近な刺激で埋まるからです。手近な刺激とは、つまりスマホです。

順番を逆にすると解けます。先に予定を入れて、時間のほうを埋めてしまう。 予定が入っていれば、スマホを見る時間はそもそも生まれません。我慢する場面が来ないので、我慢が続くかどうかも関係なくなります。

選ぶ基準は2つだけ

楽しさで選ぶと続きません。次の2つで選びます。

  • 家の外に出るか … 家にいるかぎり、いつでもスマホに戻れてしまう
  • 手か体がふさがるか … 片手が空いていると、結局は見る

以下の12個は、この基準で選んでいます。

体を動かす|終わるころには、見ていないことにも気づいていない

1. ジム|1時間、通知が来ていることにすら気づかない

器具を持っている間、手は物理的にふさがっています。セットの合間にスマホを見る人は多いですが、それでも家で過ごす休日とは総時間が比べものになりません。24時間営業の店舗型なら、思い立った時間に行けるので予定が崩れにくいのも効きます。

続かない人の多くは「週3回」から入っています。まず土曜の午前だけと、曜日と時間をひとつ決めてください。週1回でも残ります。詳しくはジムは週1でいい|「続かない」が終わるのは、曜日をひとつ決めた日からに書きました。

2. サウナ・銭湯|持ち込めないので、我慢する場面がそもそも来ない

浴室やサウナ室へのスマホ持ち込みは、禁止されているか、そもそも濡れるので不可能です。ロッカーに入れた時点で、1〜2時間の空白が強制的に手に入ります。

しかも目的は「スマホを断つこと」ではなく、風呂に入って休むことです。やめている感覚がないまま離れられるので、最初の1回としてはいちばんハードルが低い選択肢になります。初めて行く人向けの手順はサウナの入り方|初めての1回で、2時間まるごとスマホから離れられるにまとめました。

3. 走る・歩く|靴さえあれば、今日から埋まる

準備がほとんど要らないので、前日に決めなくても成立します。ただしスマホを音楽プレイヤーとして持つと、信号待ちのたびに見ることになります。置いていくか、音楽は腕時計型のプレイヤーに任せてください。

4. ボルダリング|両手がふさがると、頭のなかも静かになる

落ちないことに集中している間、他のことを考える余地がありません。ひとりで行っても浮かず、1回2,000円前後から試せます。壁の前で順番を待つ時間まで含めて、2〜3時間が自然に消えます。

出かける|行き先を決めた時点で、半日が埋まっている

5. 日帰り温泉|「どこにも行かずに終わった」がなくなる

近場でかまいません。移動と入浴と食事で、半日は確実に埋まります。行き先が決まっている予定のいいところは、当日に迷って結局家から出られない、が起きないことです。施設を3つの条件で絞る方法は日帰り温泉の選び方|土曜の昼に出て、夜がまるごと残っている休日にまとめました。

6. 美術館・博物館|見上げている間は、下を向かない

館内は撮影や通話が制限されていることが多く、まわりも誰も見ていないので、自然と出さなくなります。展示のあいだを歩き続けるので、時間の感覚も戻ってきます。

7. 電車で数駅、知らない街に降りる|地図を閉じた瞬間、休日が長くなる

行き先を決めない散歩です。地図アプリを使わないと決めると、看板を読み、道を覚え、勘で曲がることになります。同じ2時間でも、後から思い出せる量がまるで違います。

8. キャンプ・デイキャンプ|火を見ている間は、手が空かない

焚き火は、放っておくと消えます。薪を足して、火を見て、また足す。この繰り返しのあいだ、スマホを触る隙はありません。泊まらなくても、日帰りで火を焚くだけなら装備も少なくて済みます。

手を動かす|家にいても、手がふさがっていれば同じこと

9. 料理・作り置き|手が濡れている間は触れない。しかも平日の自分が助かる

調理中は手が使えないので、そもそも触れません。休日に2〜3品作り置きしておくと、水曜の夜に「何も作りたくない」と思ったときの自分が助かります。休日の2時間が、平日の夜の余裕に変わります。

10. 紙の手帳に書く|10分で、残りの休日の使い道が決まる

スマホのメモではなく、紙に書きます。頭のなかに溜まっているものを出すだけで、この週末に本当はやりたかったことが1つか2つ浮かんできます。12個のうち、どれを選ぶかもここで決まります。最初の1冊の選び方は紙の手帳に戻す|土曜の朝の10分で、休日の使い道が決まるにまとめました。

11. 楽器・プラモデル|次の休日の予定が、勝手に決まる

両手がふさがる趣味は、それだけでスマホ対策になります。さらに、完成までに時間がかかるものほど「続きをやる」という予定が自動的に生まれます。来週末に何をするか考えなくてよくなるのが、いちばん大きい効果です。

12. 本|端末を分けた日から、読み終わる本が増える

紙の本か、電子ペーパーの読書端末を使います。スマホの読書アプリだと、通知で引き戻されて同じページを何度も読むことになります。端末を分けるかどうかで、読み終わる冊数が変わります。選び方と、買う前に1週間タダで試す方法は読む端末を分ける|同じページを3回読むのが、その日で終わるに書きました。

予定を入れても手が伸びる人へ

ここまでやっても見てしまうなら、意志ではなく環境のほうを変えます。

  • 別の部屋に置く … 取りに行く手間があるだけで、開く回数は大きく落ちます
  • 時間で開かない箱に入れる … タイマー式の収納ボックスなら、決めた時間まで物理的に取り出せません
  • 腕時計を復活させる … 「時間を見るために開いて、そのまま30分」が、実はいちばん多い入口です
  • 朝、充電器から外さない … 起きてすぐ手に取らなかった日は、その日一日の使用時間そのものが変わります

次の土曜の朝

行き先が決まった状態で目が覚めます。支度をして家を出て、昼には体を動かしていて、帰ってきたころには通知が溜まっている。その通知を、あとでまとめて見る。

日曜の夜、あなたは今週末やったことを一言で言えます。それだけで、月曜の朝の重さは変わります。

やることはひとつだけです。いま、今週末の予定をひとつカレンダーに入れてください。

ただ、12個から選べと言われると、たいてい選べません。なので、こちらで絞ります。

  • 家を出られる週末なら、サウナか日帰り温泉。 予約も道具も要らず、行けば2時間は確実に離れられます。初めての人の手順はサウナの入り方、施設の絞り方は日帰り温泉の選び方に書きました
  • 体を動かしたいなら、ジム。 ただし「週3回」で始めた人は、ほぼ全員が止まります。理由と、続く決め方はジムは週1でいいに書きました
  • 今週末は外に出られない、という人は、手元の道具をひとつ変えてください。 出かけなくても、開く回数そのものが落ちます。効くのは時間で開かない箱腕時計紙の手帳読書端末です

止まる理由が「ひとりで行くのもな」だった人は、場所を変えれば解決します。ひとりが9割の場所と、1割の場所があるだけです。浮かない順のリストはひとりで行ける場所リストに置きました。

どれを選んでも構いませんが、選ぶのは今日のうちにしてください。 土曜の朝に決めようとすると、その朝がいちばん決められません。